少年ジャンプファンのメモ

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塩(Dr.STONE ドクターストーン)

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引用:週刊少年ジャンプ2917年15号

千空は塩を海水からとっていた。

塩漬けの保存食にも使える。

塩は塩化ナトリウム NAClを主成分とする物質である。また動物にとっては、生理的に必要不可欠のものである。実際の世界では食料品以外に工業用に大量に使われている、ほかに医薬用にも使われている。

塩の用途は調味以外に、塩による腐敗防止、発酵調節、脱水作用の利用などがある。塩蔵は肉や魚など腐敗しやすい食品を塩漬けにすることで保存するものである。

工業用としては、ソーダや塩素の原料として多量に用いられている。他に窯業での釉薬、せっけん、染料製造の塩析剤などの用途がある。

また、血液と浸透圧が等しくなるように食塩を溶解した水溶液が生理的食塩水として医療用に用いられている。

海水のうち97%は水分であり、残りの3%が塩である。古代では、海水の付着した藻を乾かし、それに海水を注いで濃厚な塩水をつくり、それを製塩土器に入れて煮沸して塩をとったと考えられている。その後、海水を砂浜にまいて海水を濃縮する方法も使われるようになった。

動物にとって、食塩は生理的に必要不可欠である。食塩は、血液中に存在し、そのナトリウムは細胞中のカリウムとバランスをとり浸透圧を維持している。人間は健康時の血液中には約0.9%程度の塩が含まれている。

食塩が不足すると、消化液の分泌が減り、食欲が落ちる。さらに長期にわたって食塩が不足すると、全身の脱力、倦怠、疲労、精神的不安などが起こる。