サルファ剤のロードマップ
引用：週刊少年ジャンプ2017年34号
ロードマップの中で出てくる材料は次のとおりである。
鉄・強力磁石・銅・リン・電気・塩・水酸化ナトリウム・硫酸・硫酸水素ナトリウム・塩酸・クロロ硫酸・酒・酢・炭酸・無水酢酸・重曹・石炭・アニリン・尿(アンモニア)
サルファ剤は抗生物質であり、千空らは万能薬と呼んでいた。しかし、サルファ剤が効かない病もある。
コールタールを塩酸で洗って、酒と酢で作った酢酸エチルをぶっかけるとアニリンとなった。
酢を焼いた貝にかけて、硫酸で追い出した氷酢酸を鉄パイプでケテンにして戻せば無水酢酸となる。その無水酢酸にアニリンを垂らし、できたアセトアニリドにクロロ硫酸を混ぜ、p-アセトアミドベンゼンクロロスルホン酸でそこにアンモニアをぶちこむ。p-アセトアミドベンゼンスルホン酸を塩酸で煮る。ここで炭酸と水酸化ナトリウムを混ぜて重曹にする。できたものを重曹で洗うと、スルファニアミド、別名サルファ剤とした。
サルファ剤について
スルファ剤ともいい、化学構造上、基本的にスルフォン基をもつ抗菌剤のことである。
