ビールのつくりかた
まずは、麦をビショビショに濡らし、ちょっとだけ芽が出る麦芽にする。
引用:週刊少年ジャンプ2020年19号
次に、麦芽を炙って乾かす。
引用:週刊少年ジャンプ2020年19号
そして、炙った麦芽からゴミを排除し、叩いて砕く。その後、お湯で溶いてから濾して不純物などを取り除く。
引用:週刊少年ジャンプ2020年19号
この麦の汁にホップ:カラハナソウを入れて、煮込む。
引用:週刊少年ジャンプ2020年19号
後は、酵母が発酵させ、アルコールにする。しかも、炭酸にもしてくれる。
引用:週刊少年ジャンプ2020年19号
こうすることでビールが完成する。
ビールについて
ビールはアルコール飲料の一つである。一般には麦芽を原料として、ホップの苦味をもち、炭酸ガスがあり、アルコール分が3~8%程度であり、泡のたつ飲料ということができる。
ビールの製法は上で紹介したように、麦芽を糖化して麦汁をつくり、ホップを加えて煮沸、濾過、冷却し、酵母を加えて主発酵行う、さらに低音で後発酵を行い、炭酸ガスを溶け込ませつつ熟成させ、濾過して製品にする。これを細かく分けると製麦、麦汁製造、主発酵、後発酵、濾過に分類できる。
製麦では、オオムギを水に浸けて吸水させ、調湿、通風しつつ、7~8日間かけて発芽させる。これを焙燥室で乾燥させて根を除いて麦芽にする。
麦汁製造では、麦芽を粉砕し、約6倍の50℃ほどのお湯を入れる。そして一定時間糖化を図る。このとき、液の一部を分け副原料の米やトウモロコシといっしょに仕込釜で煮る、これを繰り返して、温度を高めて糖化を進め、自然濾過する。これにホップを加えて煮沸窯で煮て、ホップの有効成分を抽出する。
主発酵ではビール酵母を加えて8℃くらいの温度で約8~12日程度発酵させる。
後発酵では低温(1~2℃)で1~2ヶ月ゆっくり発酵を行う、炭酸ガスはこの工程でビールに吸収される。
歴史的には紀元前3000年頃にはシュメール人が自然発酵によってビールをつくったとされている。日本には長崎貿易を通じてオランダ人によってもたらされたと考えられている。